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玄界灘を見に・・・・呼子、唐津 1泊2日小旅行(1日目)

やっとアップいたします。先々週末に唐津(佐賀県)まで1泊2日の小旅行をしてまいりました。
土曜日の朝に九州某所から出発し、唐津で一泊し、日曜日の夕方に某所に戻って、夜の便で東京に戻りました。

その週末はとても寒く、雪が降りました。零下だよん。ロシア人に生れなくて良かったと本気で思いました。本当に、寒いのが苦手なんです。場所によっては雨、曇り、そうかとおもうと、いきなり雪景色だったりして。とにかく、耳が千切れそうなぐらい寒かったです。

今回、どこへいこうか迷ったのですが、私のわがままを聞いてもらって唐津になりました。なんで、唐津にしたかというと、1番の理由は、”玄界灘”を見てみたかったからです。飛行機の上からは見たことはありますけど、自分の足で、降り立ってみてみたかったのです。玄界灘を超えたら、その先には韓国があるじゃないですか!!

私、細かいことは弱いんですけど、古代史に勝手にロマンを抱いてる奴なのです。聖徳太子とか百済とか聞くとワクワクするし。時間があれば、何も無いと皆さんがおっしゃる志賀島(倭の奴の国の金印が発見された島)にも寄りたかったし、もう一日あったら、対馬、壱岐、釜山へ行ってみたかったです。魏志倭人伝の時代から、大陸と日本との交流の道は玄海灘だったのです。”唐津”という地名は唐(中国)へ行く船が出る港があったからそういう名前がついたそうです。ということで、今回の目的地は”唐津”。大陸への玄関口を見に行く旅です。

*今回のルート*

某所→ 呼子のイカ → 名護屋城 → 唐津(泊) → 唐津城 → 旧高取邸 → 虹の松原 → 糸島半島(芥屋の大門、二見ケ浦) → 福岡経由で某所へ。
(本当は、大宰府天満宮と九州国立博物館も行く予定でしたが、時間がたりなくていけませんでした。)

玄界灘が目的の旅ではありますが、食いしん坊的に言わせていただくと、これが今回の旅の大ヒットだったかもしれません。呼子のイカ。ついた頃はもう2時近くでおなかぺこぺこ。

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呼子の港はとてもこじんまりしたところでした。イカ釣り船が泊っていました。
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”河太郎”という港の一番奥にあるお店に行きました。ガイドブックに載ってて美味しそうだったから。定食を頼みました。一人2500円弱だったと思う。イカシュウマイがついてきます。
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うっひゃ~~~、こんなに美しいイカを見たことがありません。透き通ってて、とても美しい。まだ足が動いてましたよ。やわらかくて、歯ごたえもいい感じで、本当に本当に美味しかった。
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お刺身を食べたあとは、天ぷらにしてくれるのですが、この天ぷらがまた絶品。いつも食べるイカの天ぷらとは全く違う。大満足の呼子のイカでした。本当に、おすすめです。

遅いランチの後は、名護屋城へ(正確には名護屋城跡と名護屋城博物館へ)。広大な敷地にびっくりしました。この城の眼下に、大名達の陣屋がおかれたそうです。秀吉の俗に言う朝鮮征伐(文禄・慶長の役)の本拠地となったところです。秀吉は間違いなく韓国で一番嫌われている日本人ではないでしょうか?博物館には、説明書きがちゃんとハングルで書いてありました。韓国からの来訪者も多いのでしょう。博物館の展示の内容は、日本と朝鮮半島の交流史をテーマにしていて、とても興味深かったです。秀吉のことに関しては、中立的な立場からかかれていたと思いました。ご興味のある方は、"名護屋城址”(佐賀県HPより)へ。

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天守閣跡から。玄界灘を見渡せる高台にあります。ここから秀吉は玄界灘の先にある韓国をみつめていたのでしょうか?

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小さくてみえないと思いますが、壱岐や対馬も見えます。対馬は、日本と朝鮮の中継地として重要な役目を担った歴史のある島です。いつか行ってみたい。しかし、ふきっさらしの丘の上は、寒かった!

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イカも満足、名護屋城も興味深かった。そのあとは、割烹がやっているという今夜の宿へ。お値段もそれなりにいいお値段でしたが、感じのよい宿でした。夕食にイカがでましたが、昼間の河太郎にはかなわなかったです。宿に着いて気づいたのですが、唐津には温泉がないそうです。夕食はライトアップされた唐津城が見えるお部屋で食事をさせてくれました。

おなかも一杯。
仕事の疲れもあって、ゆっくりおしゃべりしようといいつつ、布団に入った瞬間寝てしまった我ら3人。zzzzz。朝、5時半にお手洗いに行こうと眼がさめたら、こうこうと明かりがついていました。この明かりのなかで爆睡できるとは、とっても私達疲れていたみたいです。

つづく・・・・。
by the_big_blue | 2008-12-16 20:19 | travel, diving, ovtd