文庫版 オペラ座の怪人(ハヤカワミステリ文庫)

図書館で借りてきたハヤカワ版”オペラ座の怪人”ですが、ごめんなさい、100ページまでがんばって読みましたが、これ以上は無理です。多分、10年ぐらい前に私が読んだのはこの本だと思われます。

翻訳されている方は、ハヤカワのガストン・ルルーの翻訳をすべてされているそうですので有名な方だと思います。しかし、勝手なことを言わせていただければ、自分が学生の時に訳したレポートの翻訳のようです。”モロ直訳”という印象を受けます。

たとえば、”緊密な閉鎖を要する品物の新しい錠前を”→”厳重に保管をしておかなければならない品物の新しい鍵”なのかな~とか、”決別の儀式”→”送別会”なのかな~とか。全体的にこんな感じなので、物語の想像力を膨らまそうにもそれ以前に不可解な日本語に頭を悩ませてしまいます。
また、文体が文語調なので非常に読みにくいです。今は、こなれた翻訳を上手にされる翻訳家の方々が沢山いらっしゃるせいか、これを読み続けることはかなりきついです。翻訳者の方は、明治41年生まれなので、年代的に仕方ないのかもしれません。
他にも、バレリーナの娘さんが”母ちゃん、母ちゃん”と呼ぶかなぁ?とか、意味不明の日本語が多いです。使う言葉が堅くて古すぎて(ex. 凶眼、知己)違和感を覚えてしまいます。

ということで、挫折しました。
あしからず。
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by the_big_blue | 2004-11-20 23:38 | POTO-JOJ, Gerry