韓国ドラマ:怪刀 "ホン・ギルドン"
2010年 01月 12日幸か不幸か、ドラマを貸してくれた友人がカン・ジファンが嫌いだそうで、焦って返さなくていいよと言ってくれたのでそのまま保持。そんな矢先の、イェソンのミュージカル”ホンギルドン”出演のニュース。
ドラマが手元にあったことを思い出して、もう一度チャレンジしてみたのです。愛の力のせいか、めっちゃめちゃ面白く見ちゃいました。(たまたま1話の始まり方がチャラ過ぎたようです。途中から、まじめなドラマになっていきます。)
”ホンギルドン”といえば、韓国じゃ知らない人はいないというぐらい国民的に人気がある義賊だそうで、日本で言うと、鼠小僧とか石川五右衛門みたいな存在だそうです。こういう話、基本的に大好きです。
両班の息子として生まれたホン・ギルドンは、母が奴婢だったため、文武両方に秀でているにもかかわらず、下僕として育つ。ぶらぶらと遊んでばかりのホンギルドンに、幼少時、王位を奪うために兄に殺されたはずの王子が絡んできます。さらに美しくて勝気な薬売りの女性イヌクも絡み、ドラマは面白い展開に。定番の三角関係も在りますが、ストーリーが良くできています。チャラい所もあるんだけど、見せ場はちゃんと見せます。見てよかったわ。ありがとう、イェソン~~~。
主役のヒロインは、”雪の女王”でムカつくわがままお嬢様役だったので、苦手だったソン・ユリさん。でも、”ホン・ギルドン”ではとてもチャーミングな女性でした。ツンツンしたイメージがあったのですが、さすが女優さん。こんな明るくてはじけた庶民的な役ができるんですね。彼女は本当にきれいな顔で、横顔もとても綺麗。こんな顔に生まれてみたかったなぁ・・・と本当に思いました。彼女が演じるイヌクは、胡散臭い薬やではあるけれど、元気がよくて、大食漢で、正義感あふれる、頭より体が動いてしまう、でもちょっとドジでかわいい子で、こんな子だったら惚れちゃいますよね。
そして最後は、王子役のチャン・グンソク。このドラマを借りるときに、友人からグンソクくんを見るだけでも価値があると聞いておりましたが、その言葉は正しかったです。”ファンジニ”も”ベートーベンウイルス”も途中で挫折したのですが、このグンソク君は挫折不可能でしたね・・・。ヤバいほどう美しい。こういうベビーフェイスの美形で、背が高くて、声が低いタイプに弱いのです。(イェソンもそういう系じゃないっすか?身長はちょっとサバ読んでるみたいだけど・・・)グンソク君が演じるチャンフィ王子ってのが、優しくて、思慮深くて、イヌクを片思いするとても可哀相な王子なのです。グンソクくんでなかったら、誰があの王子を演じられただろうかと思います。あまりに美しいから、出ているシーンをですね、見ているそばから画面を全部キャプチャーしたいと思うぐらいでした。
脇役陣もそれぞれ味があって、飽きることがなかったです。役者さんたちも良かったけど、ドラマに出てくるの主人公達がとても魅力的に描かれているのが魅力ですね。脚本がよかったのだと思います。
あと、これはあんまり書きたくなかったんだけど、良いものは良いので載せるわ!OSTはあの子が歌ってるんだよね・・・・。いい所になると、このあの曲がかかるのです。やっぱり、嫌い(笑)だけど、歌はいいです。
5点満点で★★★★。
仮面、義賊、宿命のヒーローに弱い私。
by the_big_blue
| 2010-01-12 00:10
| K-POP, drama, movie