見てきました!: オペラ座の怪人 25周年記念公演 in Royal Albert Hall

昨日から有楽町のスカラ座で1週間だけ上演予定のこちらを見てきました⇒ 公式サイト

朝一番の回だったので、空いていて、入りは6割強位かな。2000円でした。水曜に行ってもレディースデイじゃないのでご注意を。もう一回見に行きたい気もするけど、我慢してDVDが出るのを待つかな~。大きなスクリーンで、大音響で聞けるのは素晴らしいです。生の舞台にかなり近い状態で楽しめます。

アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル”オペラ座の怪人”初演から25周年を記念して、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで10月1日と2日に3回公演がありました。この時の公演は、ライブ中継されたはず。日本では、この模様が昨日から映画館で上映されることになりました。

今回は、日本語字幕がついているので、オペラ座の怪人をご存じない方でsも、楽しめるのではないかと思います。映画版の字幕は、戸田奈津子さんで、字幕業界では神のような方ですが、映画の字幕ではかなり不評で、確かDVD版では字幕は別の方がされていました。歌詞の翻訳って、非常に難しいと思うのです。自分がやれって言われたら、絶対無理なので偉そうなことは言えないんですけどね。今回の公演の字幕は、劇団四季の浅利慶太さんでした。

浅利さんの字幕は、オリジナル歌詞の翻訳ではなく、もともとの歌詞の内容から浅利さんの詩の世界をつくりだした超訳な部分も結構ありました。個人的には浅利さんワールドではなくて、なるべくオリジナルを生かした訳のほうが希望かなぁ。字幕の文字が大きすぎませんでした?画面を邪魔していた気がしますが、御覧になっかたいかがでしょう?

前日に久しぶりにCDを聞いて復習してから参加しました。舞台ではロンドン、四季、ソウルで3回だけしか見てないけど、映画は、15回位見てます。久々に聴きましたが、どの曲も素晴らしく、涙垂れ流しの3時間チョイ。たった2000円でこんな素晴らしいものを見せてもらって大満足です。ロンドンへ行くことを考えたら、なんと安い事か!

通常のミュージカル舞台とはセッティングが違っていました。オーケストラボックスが地下ではなく2階にあります。舞台両脇に登り階段があり、大きなセットは無し。その代わりに、舞台の後ろが大スクリーンになっていて、背景や、セットがスクリーンに映し出されます。キャンドルだって映像だ(笑)。ちなみに、密かに期待していましたが、シャンデリアは落ちてきません(笑)。映画で使ったスワロフスキーのシャンデリアを使ったらしいですよ。かなり上に高い会場なので、通常はファントムがホールの天井まで登っていきますが、天井が高すぎるため、怪人くんはオーケストラのある同じ二階のフロアの指揮者さんのすぐ後ろでパフォーマンス。

舞台が狭いので、最後のカーテンコールは、主演者が一杯で隙間がないほどでした。今回の上演はアップも沢山あって、多分、最前列の観客よりも良く見えたと思います。そして、まるで映画のようなカメラワークで、視線が行くべき場所に、ちゃんとカメラが移動します。カメラを固定した撮影ではないため、まるで見に行ったかのような臨場感。カメラが視線の役割をしてくれています。


オペラ座の怪人のファンの方はもちろんのこと、まだ知らない方も是非、このミュージカルを一度見てほしいです。


サプライズゲストが出たことは知っていたのですが、それが果たして今回の上映の中に含まれているのか分からなかったのでドキドキでした。個人的には、後半部分がミュージカルと同じか、それ以上感動的でした。

いまで、こそ韓国大好きですが、その前は"オペラ座の怪人”にハマってました。そのきっかけがロンドンでみた”オペラ座の怪人”の舞台でした。当時のファントムの John Owen Jonesさん(以下、JOJ)の声に、一発で落ちました。一度しか見ていないのに、物凄いインパクトでした。ストーリーも良く知らず、英語も分からないのに、彼の声で涙が止まらなかったのです。帰国してからJOJのこと調べまくったんだけど、英語のサイトしかなくて苦労しました。その後間もなく、レミゼでバルジャンをずっと演じることとなり、私も、舞台ではなく、映画のPOTOのどハマり人生となったわけです。最近、JOJさんが、POTOに復活したと聞いて、行けるものなら見に行きたいと思っていたのです。実際にロンドンへは飛べなかったけど、今日その夢がかないました。

JOJさん、歴代怪人として出てきてくれました。その時のことは、ちょっと前のブログに書いているので、よかったら見てね。写真もあります。⇒The Phantom of the Opera 25th Anniversary in London

初代ロンドンキャストの皆さんや、初代ファントムとクリスの、マイケル・クロフォードさんとサラ・ブライトマンさんが出てきたのも大感動。クロフォードさんの歌が聞きたかったけど、歌ってくれませんでした。なにか理由でもあったのかしら?

4人の歴代ファントムみなさん素敵でしたが、JOJの声は、群を抜いた素晴らしさです。若干お疲れな表情にも見えましたが、声が朗々とのびて素晴らしい。正直、一曲ずつ歌ってほしいぐらい、ずっと聴き続けたいと思いました。もう、JOJさんのファントムなんてもう見られないと正直思っていたので、こんな形でまた聞くことが出来て、ほんとに嬉しかったです。個人的には、この公演、現ファントムのJOJさんにやってほしかったけど。

今のファントムは、私がロンドンに見に行った時のラウルだった人なんですよね。大出世だ。当時のパンフに載ってたので、写真を撮ってみました。若いねぇ。

若きラウル


JOJさんのファントムは妙に色っぽいんです。エロいのとはちょっと違うんだな。


John Owen Jones & Ramin Karimloo


会社が、もっと自由に休ませてくれてたなら、ロンドンが土日に行ける距離にあったのなら、韓国にはハマってなかったと思う・・・(笑)。

PS(思い出したので書き足します):
今回の上演で面白かったのはエンディングロール。多分、時間がなくてBGMつけられなかったのだと思うのです。えんえん、文字だけが何分も流れていきます。静々と出て行く人も居ますが、ほとんどの人はだま~~~って見ています。これ、日本ならではの現象なんだろうなと思いました。

日本は映画を観るときは、お静かにという注意が流れるお国柄というのもありますしね。韓国で映画館見に行ったときは、観客が大騒ぎするからびっくりしたことがあります。こういうお国柄の違いもおもしろいなぁ。こんな、おとなしい日本人、好きですけどね。
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Tracked from ~We are on c.. at 2011-10-22 23:43
タイトル : 最近のJohn Owen Jonesさんの歌
見てきました!: オペラ座の怪人 25周年記念公演 in Royal Albert Hallもすばらしかったんですが、John Owen Jonesさんの歌をもっと聞きたくてしらべてたら、今年の映像がありました。 クリスは25周年の人です。ローレンス・オリビエ賞で歌ったようです。 25周年も3回公演があったので、3回分のカーテンコールがあるはずなんですよね。上映されたのはいつの分なんだろう?他の映像内のなあ? これは公演のファンカム。いつのか分からないけど、カムバしてからだと......more
Commented by oka at 2011-10-23 00:02 x
キャーキャー!
早く観にいかなきゃ!!
私がロンドンで見たときは、え?ラウルがおっさん・・・と失望した事しか覚えていないので、これが見なきゃ~!!
Commented by the_big_blue at 2011-10-23 15:27
okaさん、是非見て。今週木曜日までよ!
今回のファントムには特に思い入れがないのですが、作品自体が好きなのでやっぱり良かったです。
Commented by elle at 2011-10-26 00:22 x
big_blueさんのトピで知って、感化されて行って参りました~
感動しました~(T_T)
ずいぶん昔、サウンドトラックをヘビロテしました。
舞台はみたことがなく、映画も何回かしか観たことのない怪人初心者ですが、今回初めて音楽と舞台の場面が一致しました。
舞台を観て初めてその一音一音の持つ意味が感じられました。
特に舞台がクライマックスを迎える後半、音楽は協和音と不協和音が組み合わさって、独特な世界観を表現しているのですが、CDだけでは、後半まで集中力が維持できず、その音が何を表現しているのか意識できていませんでした。
今回集中して舞台を観たことで、そのスコアの意図(天上を感じさせる広く大きな美しい世界と破綻や絶望、寂しさなどが混沌とした心情など)を感じられました。
オケも後半、複雑な音色を丁寧にそして情熱的に奏でていました。
歌も、演技と合わさると、歌唱の深い表現に改めて気づかされ、表現力の豊かさに感嘆と感動の連続でした。
消え入りそうなくらい繊細な弱音が、このまま永遠に続くのではないかと思うくらい長く響く歌声を思い出すと今も悲しみが胸に満ちてきます。
ご紹介いただき本当にどうもありがとうございました。
Commented by the_big_blue at 2011-10-26 10:23
elleさん、熱いコメントありがとうございます。よかったですよね~。

クラシックにも通じていらっしゃるelleさんならではの視点、興味深く読ませていただきました。音楽の天使であるファントムは素晴らしい音楽を作る才能があるのだけど、後半のクリスへの想いに狂った彼は不協和音だけで作り出したミュージカルを作るんですね。観るもの聴くものを不快にさせる音楽を敢えて作るファントムの苦しい心を(勝手な想像)。私、オケをBGMとしか聞いてなかった自分はまだまだ修行が足りません。どうしても出演者と、メロディにばかり気が行ってしまい深く見ることが出来ていないんですね。ちょっと、まじでもう一回公演みて出直します。
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by the_big_blue | 2011-10-22 22:54 | オペラ座の怪人-JOJ, Gerry | Trackback(1) | Comments(4)