キネマ旬報 洋画ベスト10 と ”ミスティック・リバー”

去年の11月27日にミスティックリバーを読みました。そのときのブログがこれ:小説: ミスティックリバー

先日キネマ旬報の去年の映画ベスト10が発表になりました。(下記の通り)
ベスト1がミスティックリバー。こりゃ、見なくちゃということで見てみました。

 【外国映画】
 <1>ミスティック・リバー
 <2>殺人の追憶
 <3>父、帰る
 <4>オアシス
 <5>ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
 <6>オールド・ボーイ
 <7>モーターサイクル・ダイアリーズ
 <8>シービスケット
 <9>春夏秋冬そして春
 <10>ビッグ・フィッシュ

前回のアカデミー賞で、主演男優賞(ショーンペン)と助演男優賞(ティム・ロビンス)を受賞しています。誰が誰を演じているのか、自分なりに想像して小説を読んでいたのですが、完璧に外れていた!

                        予想            映画の役
ショーン・ディヴァイン(刑事)      → ティム・ロビンス  →  ケビン・ベーコン
ジミー・マーカス(娘を殺された父親) → ケビン・ベーコン  →  ショーン・ペン
デイヴ・ボイル(2人の幼馴染)     → ショーン・ペン   →  ティム・ロビンス

ううううー、ここまで外れるとは!
小説の中では、ショーンはハンサムで切れものと書いてあったので、当然ティム・ロビンスがやるもんだと思ってました。ティム・ロビンスがぱっとしない、哀しい過去を持つデイヴだとはある意味驚きでした。

しかし、私の予想でも面白い映画が出来たとおもうけどなぁ。
ジミー役のショーン・ペンは良かった。彼の映画は”アイアム・サム”以来。こちらの映画はちょっと話が上手く出来すぎていて”アイアム・寒~”と引いてしまった私ですが、この映画の彼の抑えた、しかしまだ刃物を隠し持っているような演技は良かった。
オペラ座の怪人の主役を演じるエイミー・ロッサムがチョイ役で出ていました。はっきり言って、印象が薄かったです。
ケビン・ベーコンは2人の前では印象が薄かったな。小説の中で出てくる彼の私生活が映画のなかではほとんど軽くしかふれられていなかったのが残念。そのため、見ている人に彼の人間性があまり伝わらなかった気がします。

映画だけをみていたら、どんな印象だったのだろう?
結果を知っていたから、安心して見ていたけど、もっとドキドキしていただろうか?
最後に大どんでん返しがあるからね。だから、結末には驚かなかったけど、この映画に描かれていない部分も見ることができ、楽しめました。これはジャンルでいうと、ミステリーとか刑事ものではないですね。人間の哀しさを描いたいい映画だったと思います。
ある出来事が3人の人生を大きく分けてしまう。人間って弱くもあり、そして強くもある。弱すぎたのがデイブの妻。そして、一番恐ろしかったのは、ジミーの妻。見れば分かります。

蛇足ですが、この前みた映画3連荘に左利きがでていたけど、ミスティックリバーの刑事役のローレンス・フィッシュバーンも左利き。これで4連荘。次の映画は何見るかわからないけど、さがしてみましょ。
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by the_big_blue | 2005-01-16 20:34 | Entertainment