映画: Dear ピョンヤン (個人的おすすめ!)

なんとなく、ジャケットの笑顔にひかれて借りた映画。おびただしい数の映画祭で受賞しているということで、いい映画だなって気がしましたが、想像以上によかった。

いや~~、すごいドキュメンタリー映画だった。重い政治的なテーマを含んではいますが、それ以上に家族の映画だった。娘さんが監督さんで、済州島出身の朝鮮総連の幹部である両親と30年前に北朝鮮に帰国した3人の兄とその家族を、ホームビデオ(風)な自然な姿を通じて描いています。下着姿で布団の上でねっころがってるお父さん、食卓で嬉しそうにビールを飲むお父さん、多くの人がどこかで見たような風景はとても親しみやすいのですが、祖国にあくまでも忠誠を誓う両親を愛しつつ、違和感を持ちつつ、期待に応えられない自分と葛藤しつつ、映画を取りながら対話をしていく姿に涙が止まらない。

憎らしくも愛おしい父とその娘、家族の記録ってフレーズがついていますが、まさにそのとおり。このお父さんが、可愛いのです。そして、私の父親にちょと似てて、年取っていく映画のアボジを見ると、つい重なってしまい、余計涙がでた~~。

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映画祭では多分、字幕で放映されるので、一カ国語で話されているように見えるかもしれませんが、基本的に日本語(関西弁)と韓国(朝鮮語)語で話されています。二つの言語の混ざり具合や、関西の言葉のなんとも言えない雰囲気がとても良いのです。是非、チャンスがあったら見てみてください。

今年見た映画のベスト3に入ると思います。って今年何見たのかよくわかってないんですけどね。
5点満点で★★★★★。
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by the_big_blue | 2011-12-30 00:10 | K-POP, drama, movie