韓国映画:未熟な犯罪者

今年の東京国際映画祭 コンペティション部門で 審査員特別賞&最優秀男優賞を受賞した”未熟な犯罪者”を見ました。

保護観察中の少年が少年院に入っている間に祖父が亡くなり、天涯孤独になったが、17歳で彼を生んで直ぐ出て行った母が戻ってきて始まった2人の生活を描いた映画。

母親役はK-POPの走りなのかな、扇子を持ってテクノダンス踊ってたイ・ジョンヒョン。彼女が凄く上手かった。女優さんもされていたとはびっくり。

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主演の少年は、いい顔している。鼻がとても大きくて高いくて印象的。雰囲気は製パン王キムタックのユン・シユン君をもっともっさり、がっちりさせた感じ。この子、凄く存在感があります。本当は優しいいい子なんだけど、環境が悪すぎて、悪い友達の影響もあって普通の生活が出来ないの。そして、自分を捨てておきながらも戻ってきた母親の嘘つきで見栄っ張りで無責任な所を軽蔑しながらも、自分もうまく生きていけないもどかしさを上手く演じていました。

主役2人の演技は凄く合っていて、そこはすごくよかった。これでストーリーが良ければベタ褒めだったのですが、なんせ話に救いが全く無い。ネタバレするからあまり書けないけど、二人の生活は、今も、これから先も希望が持てない。せめて最後に希望の兆しが戸思ったけど、それも無いまま映画が終わってしまったという感じ・・・・。

私には受け止めにくい映画だった。そして、こんな現実が実際は韓国には沢山あるのだろうかと恐ろしくさえ感じてしまった。リアルすぎる。そして、悲しすぎる。まだ母も子も子供だが、これか先もっと恐ろしい人生が待っているとしか思えなくて後味悪かった。主役の演技力がすばらしかっただけに惜しい感じがします。

やっぱり映画は見た後に、すこしでもいいから幸せを感じたいですね。娯楽として映画を見るなら★★です。

ですが、そのあと映画のことを調べたくて、東京国際映画祭のサイトのインタビューがあります。

インタビュー

映画が始まる時にHuman Rightsどうのこうのというのが出てきて、気になってたんですよね。やはり、これは韓国の国家人権委員会の依頼を受けて作った映画だそうです。好きな映画ではないけれど、実際、社会でこういう問題があって、そに対する問題提起したいというメッセージをこめて作られた映画だったんです。そうい目で見るとちょっと見方も変わるかな?
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by the_big_blue | 2012-12-14 00:49 | K-POP, drama, movie