韓国映画:プンサンケ(豊山犬)

キムギドク監督の作品を一度見たいと思いつつも、なかなか機会がなかった。
映画評を読んで興味を持ったプンサンケはギドク監督が総指揮と脚本だったので、見ようと思った。

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南北に離散した家族のお互いの消息をビデオにして送ったり、脱北の手伝いをする一匹狼(犬?)のスパイ(ユン・ゲサン)を中心に、争う北と南の諜報部のお話。

正直、南北のことはよく分かんない。ストーリーも全然よく分からなかった。話の3分の2は脱北した高官のじいいが、欲求不満で若い彼女を北から呼び寄せるが、、脱北を手伝ったスパイとなぜか女が恋に落ちてしまい、じじいが嫉妬に狂うという昼メロも真っ青な展開。

呼び寄せられた女は脱北させてくれたスパイ(ユン・ゲサン)に惚れるのは分かんなくもないが(ユン・ゲサンはなかなかのいい男ぶりです)、そのスパイがどこが魅力かさっぱり分かんないぱっとしない女に惚れるのが全く理解できない。命を賭けるぐらいなぜ惚れるのか女の魅力にせよ、その時の二人の心理状況にせよ、映画から伝わってこないから感情移入が不可能。

よりによって、相手役の女優が嫌いだったから余計だめ。私の好み以前に、ミスキャストだと思う。

スパイ役のユンゲサンは一言もセリフがない。命懸けの南北往復をたった3時間でやってしまうという超人。鍛え抜いた身体が美しかった。まさに体を張った演技でした。目ぢからが強くてなかなか魅力的な俳優さんだと思いました。私が見るたびに、役のキャラが違うのですが、(ビースティボーイズのホスト、最高の愛の優しいお医者さん、そしてこれ)どの役もその雰囲気になりきってしまえているのはすごいと思います。ただ、今回、魅力ある役柄ではあったものの、体張って頑張った魅力が、映画に活かされていたかというと、もったいなかったとしか思えず。

チェイサーとか黄海より凄いの想像してたら、爺の嫉妬映画の印象が強くがっかりしまくり。あらすじ聞けばすごく面白そうな話だったのに、全然面白くない。それに途中でメロドラマが終わり、後半の話と分断されてる感じ。出演者がみんな同じ顔だからどっちが南北かも区別つかなくて。多分、韓国語がわかれば、あちらとこちらと言葉で区別つくんでしょうかね?5点満点で★。期待うらぎりすぎ!
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by the_big_blue | 2012-12-16 23:09 | K-POP, drama, movie