映画:レ・ミゼラブル

映画 レ・ミゼラブル見てきました。噂通りよかったです。



しかし、やっぱり 重いっ

ロマンチックな”オペラ座の怪人”みたいに、何度も見に行っちゃうという気にはなれませんが、映画ならではの迫力のある映像で、このミュージカルを見ることができるのはとてもありがたいことです。舞台だと高いし、劇場まで行かなきゃならないし、ましてや海外なんてそうそう行けない。だけど、こうして映画になることで、見ようと思えば何度も見ることができます。(でも、舞台には舞台の良さがありますよね。)

レミゼの魅力は、やっぱり楽曲の力が大きいと思います。On My Own、I dreamed a dreamとか、Bing him homeなどの名曲はたまりません。(偉そうにわかったようなこと書いてますが、そんなにレミゼは知りません。日本の舞台1回しか見てないのと、あとは10周年と25周年記念コンDVDみただけ。)やっぱり、ミュージカルは、歌詞を理解して見ないともったいないなとも実感致しました。英語と韓国語勉強しないとね・・・・でも、今更もう進歩は期待できないです。

舞台では再現できないシーンや情景を、映画では再現することができます。そして、役者の表情、感情表現を画面いっぱいにみることができます。どアップで、主人公たちのシワ、苦悩の表情、涙のにじむところから、流れる涙の一粒でさえ見ることができます。これは舞台にはない魅力です。

けど、ぶっちゃけ歌だけ聞くのであれば、やっぱりミュージカルの方の歌の方がうまいと思いました。

見ていて非常に消耗します。私は、出だしに神父さまがコルム・ウィルキンソンさんだったのをみて、そこで泣けました(笑)。

”ニューヨークの恋人”ではとても素敵なジェントルマンで、憧れのオッパだった彼が、いつの間にかおじさんになっていたのは時の流れを感じてかなりショックでしたが、骨太で、真面目で、愛情にあふれたジャンバルジャンはヒュー・ジャックマンにぴったりでした。華奢過ぎてもダメだし、ムキムキだと繊細さが出せないけど、彼は両面演じられる、そして歌える役者さんでした。

アン・ハサウェイのフォンティーヌは壮絶としか言い様がない。凄かった。素晴らしかった。

後から歌を載せるのではなくて、撮影の時そのままのライブの歌なので、余計臨場感が増しています。役者さんは大変だったと思いますが。CGでイヤモニターを消したんですってね。

マスコミでは騒がれてますが、マンマミーアも見てないし、コゼットは、あまり興味持てませんでした。ちょっと、ケイト・ウインスレットに似てる。

私が、全く期待してなかったのに感動したのがグラディエイター兄さんラッセル・クロウでした。姿といい、歌といい、なぜかジャイアン、いやカンインを思い出してしまいました。ジャベールのいやらしい感じがすごくよく出てて、そして、歌が上手くてびっくりしたんです。ロックバンドやってた(る)そうですが、すごくいい声なのです。この映画のジャベールは、私は是非注目して欲しいです。

そして、やっぱりレミゼは、エポニーヌでしょ。映画版はエポニーヌがハリウッドスターじゃないキャスティングだったからなのか、プレミアにも来ないし、扱いが地味ですよね。舞台挨拶に来るのも、派手で目立つ3人だけ。バルジャンが天に召されるシーンも呼びに来ない。この映画で不満があるとしたらそこです。

25周年記念コンサートでエポニーヌを演じた Samantha Barksさんが映画にも出ています。下のインタビューで言ってた、Cameronさんがやキャスティングを発表したシーンがyoutubeにあるっていうので、探しましたよ。彼女のOn My Own、そして、マリウスの腕の中で息を引き取るシーンは泣けます。

ナチュラルな感じが魅力ですね。ロンドンWEでエポニーヌを1年間演じていいたそうです。インタビューアーは、男性?


これが選ばれた時のシーンだと思います。


マリウスの俳優さんも、とても知的で素敵です。ソバカスがとてもキュートです。


13日のゴールデングローブ賞では、「レ・ミゼラブル」(トム・フーパー監督)がミュージカル・コメディー部門の作品賞など最多の3部門を受賞したそうです。アカデミー賞はここ数年見てませんでしたが、今年はちょっと楽しみです。

とりあえず、必見です。ぼろぼろ泣きまくってました。個人的にもっとエポニーヌを押して欲しかった。そして、私が大好きだった”眺めのいい部屋”のイメージをどんどんぶち壊していくヘレナ・ボナム・カーターさんのマダムテナルディエがこの世と思えない感じで、Tim Burtonさんの映画に出てたほうが似合うじゃないかなと思ったので星を一つ減らして★★★★。
[PR]
by the_big_blue | 2013-01-16 00:07 | Entertainment