映画 "故郷(ふるさと)の香り)

故郷(ふるさと)の香り
私のベスト10には入るであろう映画”山の郵便配達”の監督さんの映画。
銀座セゾン劇場にて。レディースデイだったので1000円。

北京で出世した青年が故郷に用事で戻るのですが、その途中で昔の恋人ににばったり出会う。てっきり町へ嫁いでいるものと思っていたら、同じ村の唖のヤーバと結婚して、貧しい生活を
しているのを知るが・・・といった話。

香川照之がヤーバの役をやっているのですが、主役より印象的。うれしいですね、外国の映画に日本の俳優さんが活動しているのをみるのは。監督さんが彼をどこかで見て、自分の映画に使いたいと思っていたそうです。たまたま中国語を話さなくてもよい役があったので、なので適役だと思いオファーしたそうですが、成功だと思います。

主役の青年は、アンディラウを軟弱にして、船越英一郎をハンサムにして2で割った感じ。爽やか系です。相手役の女優さんは高田みずえにそっくり。会社のちょっと苦手な同僚に顔が似てるのでちょっと個人的に拒否反応。

映画の見所は、香川さんの演技と、美しい中国の田舎の風景。中国南部の江西省上市源県で撮影されたそうです。実際、住むには不便で貧しい生活なのかもしれないけれど、どうだろうか。生活の質という意味では、私たちの今の生活より豊かなのかもしれません。自然からの恵みで生きる。ものを大切にして生きる生活。棚田の風景が美しい。それだけでも見る価値はあるかもしれません。

話自体は二日間の話ですが、最後の20分にストーリーの山場があります。(ネタばれなんで書けません!)ここは、ぐっときます。ただ、途中、中だるみしちゃいました。2時間ほどの映画ですが、もう少し短くてもいいかも。哀しくて切なくて、でも心が温かくなる映画です。人の幸せってなんなんだろうかって考えさせられます。

”山の郵便配達”を★★★★★としたら、これは★★★かな?
レディースデイで1000円でみるなら、コスパ良しです。地味だけど秀作。
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by the_big_blue | 2005-02-24 12:10 | Entertainment