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ロンドンのオペラ座の怪人が去る・・・

ロンドンのウエスト・エンド(WE)の舞台でファントムを演じていた John Owen-Jones (JOJ)の公演が昨日26日で終わってしまいました。

ファントムとしては異例の長さの4年間も勤めたそうです。ご苦労様でした。日曜を除いてほとんど毎日休みなくの公演、特殊メイクもして、大変だったでしょうね。期せずして”オペラ座の怪人”にどっぷりはまったのも、10月にロンドンでJOJの舞台を見たからです。あの舞台はまさに衝撃でした。ほとんど予備知識もないまま見に行き、ストーリーも良くわからないにもかかわらず、涙が止まらなかった・・・。彼の声が頭から離れません。

ALWのつくりあげた曲とミュージカルが素晴らしいはもちろんですが、それにさらなる磨きをかけたのがJOJのファントムでした。もちろん、映画もよかったし(来週また見に行きます)、来月は劇団四季の公演を見に行きます。でも、でも彼のファントムがやっぱり一番です。もう、これで見られないかと思うと非常に残念としかいいようがありません。世界中で歴代のファントムがいると思いますが彼らの歌や映像を残したりしないのですしょうかね?欲しい人は沢山いるはずなのに。彼のオペラ座の怪人のCDを作るのは契約上不可能だというのは聞いたことがあります。

次の出演作もまだ明らかになっていないようですし、彼のCDもありません。本当に惜しい。ごらんになったことがないとイメージがわきにくいと思うのですが、ちょっとこぶとりファントムなのです(笑)。そこがまたいいのですね~~。声がつやと張りがあって、伸びやかに歌い上げます。でも憂いがあって、哀愁をおびた、でもセクシーなファントムでした。たった一度だけしか見ていませんが、また見られる機会があるのなら、今度こそロンドンへ飛んで行きたい。公式サイトにいってみましたが、特に告知はなし。"Current London Cast"はJOJのままでした。次の出演作が明らかになるまで愉しみに待ちましょう。あんな素晴らしい人を世界がほっておくわけがない。
by the_big_blue | 2005-02-27 20:38 | POTO-JOJ, Gerry