興福寺 仏頭展

ちょっと前に行ったのですが、ばたばたしていて書くのが遅くなってしまいました。

チケットをいただいたので、”興福寺仏頭展”に行ってきました。ちょうど行きたいと思っていた展覧会だったので非常にラッキーでした。

久々に上野公園界隈を歩いたのですが、いや~~おしゃれになってる。前は昭和のかほりばりばりの地味な所だったのに、ブルーハウスもいっぱいあったのに、すっきりして、スタバやらおしゃれなカフェまで出来ています。素敵になってきたのはいいけど、前のあのイケてない感じもそれはそれで良かったと思うのでした。

この展覧会は、東京藝聲・・じゃなかった、東京藝術大学大学美術館で開催されています。ここへは初めて行きましたが、現代的で、あまり大きすぎずおしゃれですっきりとした感じ。

最近、私は奈良に旅行へ行けなくて、さびしいです。Super Showが正倉院展と重なってたら是非とも行きたいと思ったけど、日程がずれていて行けませんでした。今年は、KRYコン、SE7ENコン、SS5で関西になんかいか行きましたが、なかなか旅行する時間がないのが残念です。

興福寺は五重塔と阿修羅像が有名でしょうか?何度か行きましたが、今回展示されていた十二神将を見たかどうか覚えてない。なんか、情けないですね。いろいろ見ても、すぐ忘れちゃう。

行くたびに感じますが、宝物館には素晴らしい仏像がたくさん収めてありますが、お寺のなかでなく、ウインドウにおさめられた像や、建物に入れられた仏像はなんか味気ないです。やっぱりお堂の中に入っててほしいと思うのです。

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展覧会に戻ります。
興福寺創建1300年を記念した展覧会で、地下2階には、板彫の十二神将像と、法相宗に関する資料の展示。この辺はさらっと見ました。

2階が素晴らしかったです。まんなかにどーんとこの展覧会のメインである巨大な銅造仏頭と十二神将立像が展示されています。

興福寺が火事で焼け落ちて、運び出すことが出来ず500年間行方不明になっていました。その仏頭が昭和12年に偶然に東求堂の修理の際に発見されました。(どきどきしますね)当時この仏頭は山田寺から無理矢理持ってこられ、十二神将立像が守護神として作られ同じ御堂にあったそうです。200年ぶりに同じところにいるってのはなんだかドキドキします。

破損物でありながら国宝指定されている、頭部だけのものは他には無いそうです。実際にこの頭部が金色に鍍金されていた姿を再現した映像も会場内のスクリーンでみることが出来ます。展示室で仏像に囲まれていたら、とってもわくわくしてしまいました。

仏頭と十二神像は造られた時代が違うので、素朴でシンプルな仏頭(白鳳時代、7世紀)に比べ、十二神将は鎌倉時代の作品で、緻密に作られた彫刻で、リアルな描写が素晴らしいです。じっと見ていると目が合う立像もある!見つめていると、動き出すのではないかと思うぐらい、本当にリアルでした。サイズは子供ぐらいの大きさですが、力強くて印象がとても強いです。それぞれ衣装、ポーズ、表情が違っており、12の像の周りをぐるぐる回りながらみていると、そのまま何周でも出来そうでした。

仏頭は、時代がそれよりも古いので、素朴で、とても優しい顔をしています。個人的な趣味としては、私はリアルなお姿の仏像よりも、素朴な仏像が好きです。ちょっと大陸の香りがするのもエキゾチックでいいと思います。この仏頭は、品があり、落ち着いた表情をしています。ですが、焼け落ちたときに落下した為に、顔の左側は耳たぶは折れてしまい、頭の部分が陥没しています。今回の素晴らしいのは、ガラスケースなしで、生で、360℃の確度から見ることが出来ます。ライティングもとても優しくて、いい雰囲気を醸し出しています。

仏頭は金色にコーティングされていたのではないかと言われているそうです。今、私たちが見る古い仏像は長い年月を経て塗装が剥げて、暗い色のものが多いですが、当時はキンキラで、派手に彩色されていたんでしょうね。それを今みたら、ちょっと興ざめしそうですけど。

グッズもいろいろユニークなものがありました。悩んでチケットを入れるケースを買いました。

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なんと、明日が最終日なんですって。もう一度行きたかったな。
仏像は本来の場所でみるのが一番ですが、ここまで近くに寄れるチャンスはないかも。

来年は、運動を兼ねて天気のいい日に奈良のお寺巡りをしたいなと思います。
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by the_big_blue | 2013-11-23 21:19 | travel, diving, ovtd