映画:サラマンダー (ジェラルド・バトラー)
2005年 03月 09日いつものパターンなのですが、映画でも小説でも、気になっちゃうと同じ作家、監督、俳優の作品を立て続けに見たり読んだり。
というわけで、昨日は彼の出演作(4本)を会社帰りにレンタルしてきました。
近未来アクション系が多いのかな?どれも絶対自主的に見に行かない映画ですなぁ。サラマンダーなんて知らないぞ。はたして、ジェラルド・バトラーにはまるのか、はまらないのか?見る順番は、私の勝手な予想で、後半に近づくにつれて良くなってくるであろう順にしています。
ドラキュリアを最後にしたのは、監督がこれを見て、彼をファントムにしようと思ったという映画だからです。
”サラマンダー” ⇒ ”トゥームレイダー2” ⇒ ”タイムライン” ⇒ ”ドラキュリア”
昨夜はさっそく”サラマンダー”を見てみました。
英語のタイトルはReign of Fire(火の君臨)。サラマンダーというのは、火の中にすむという伝説上の動物の事のようです。辞書だと、サンショウウオだって!映画では竜でしたが。
ストーリーは、簡単に言うと、火を噴く竜に占領された世界を救うために戦う者たちの話。仲間を作りドラゴンと戦っているリーダーとその副リーダーと、アメリカがらやってきた義勇軍のリーダーを中心に話が回ります。一番びっくりしたのが主人公の2人。ジェラルド・バトラーが出ていることしか知らなかったのですが、なかなかの面子です。
ソフトで爽やか系のイメージのあったマシュー・マコノヒーが、義勇軍のリーダーとしてマッチョな男臭い役を演じています。丸刈りで、だみ声で、ムキムキで、良く見なければ同じ人とは分からない。さすが、俳優さんっていろんなイメージに変われるというのも才能の1つなんだなと思いました。ファンだったら喜ぶか、ショックを受けるかのどちらかかも。
今度のバットマンを演じる、クリスチャン・ベールも、リーダー役で、筋肉たくましい頑固で正義に燃える男を演じています。彼も、メジャーな作品を選べばもっと売れるのでしょうが、出演する映画が非常に癖のあるものが多くて、目が離せない役者さんです。しかし、ベルベットゴールドマインのメイクは似合わなかった。
肝心のジェラルド君ですが、副リーダーの役でしたが、この2人の前では影がちょっと薄かった。途中で消えちゃうのですが、役的にはとっても好感度高いです。ユーモアがあって、思いやりがあって、子供にも人気があるタイプ。クリスチャンとスターウォーズごっこをやるシーンは見てて嬉しくなっちゃいます。この中の役柄は来日した時の雰囲気と似ています。結構素に近いのではと想像しますが。しかし、汚れた服を着て、笑顔の彼と、あのファントムが同一人物とは到底思えないなかったです。これも才能のうちか?この映画だけでは、惚れられなかった。
娯楽としてみるには、それなりに面白かったけど、後に印象が全然残らない映画かな。B+級と言った感じです。星5つのうちの★★1/2。この後の映画に期待しましょう。
by the_big_blue
| 2005-03-09 14:08
| POTO-JOJ, Gerry