本: アッチラとフン族

ジェラルド・バトラーの幻?のTV映画 ”アッティラ”に触発され、”アッチラとフン族”に挑戦。アッティラはかつてWowWowで放映されたそうですが、日本語版のビデオもDVDも出ていないので、現時点で見るとしたら、アメリカかイギリスの字幕なしDVDを見ることとなります。(イギリス版DVDタイトルは "Attila the Hun"、アメリカ版はただの"Attila"。この微妙な違いは何?)

挑戦と書いたのは、読んだわけではないからです。
この本をきちんと理解するためには、ある程度の世界史の知識がないと難しい(私は日本史選択だったので余計弱い)。また、欧州、ユーラシア大陸の地理、地名を知らないと、どこの話なのか分からない(コンスタンチノープルがトルコぐらいならいいのですが)。理解できる人には、かなり面白い内容だと思います。

私の場合は、ジェラルド・バトラーつながりという 大変とってもすんごく非常に不純な動機のため、ナナメ読みで全然オッケーとしました。あしからず。とにかくこの本を読んで分かったことは、アッティラにしろ、フン族にしろ、はっきりとしたことは分からないということ!その前提でいくつか分かったことだけ書きます。間違ってたらゆるひて。ざっとしかよんでないので。

>フン族の王であったアッチラが生きた時代は5世紀の話である。(他の史料によれば406?年-453年)

>フン族は遊牧民であったので、遺跡等あまり残っていないため、史料に乏しい。

>フン族は中国の匈奴が進化したものではないかという説もあるが、この本では否定。

>フン族は、中央ヨーロッパには五世紀半ばころいたようです。彼らが有名なのは、ローマを侵攻したから。

>フン族が襲撃した後は何も残っていないぐらい、壊滅的だったそうです。

>フン族の王 アッティラは五世紀に活躍。かなりの暴君で、二枚舌もいとわず、約束も彼を縛らない。

>お金、金(ゴールド)、権力、刺激的な飲み物と女性が好き。

>出身地の違う多くの妻をもつ。

>背が低く、胸幅は広く、頭は大きく、目は小さく落ち窪み、眉弓は高く飛び出し、鼻は平たく、
色はくすんでいるというよりはむしろ黒い方。ひげはあまりなし(全然、ジェラルド君のアッティラとちゃうやんねん!)

>彼の怒りは凄ましく、恐ろしい。

>453年に結婚式の翌日に急死。睡眠中に鼻と喉から出血。若妻が殺したらしい。

>アッティラの死後は指導者を失い、滅亡していく。

といった感じ。ドラマのアッティラ像とは違いますが、なかなか興味深いです。ふむふむ、余も早く見てみたいものであ~る。

余談ですが、オペラでも”アッティラ”があるんですね。
ヴェルディのオペラで、イタリアの”ラ・フェニーチェ劇場”で1846年に初演を飾ったそうです。そういえば、”フェニーチェ歌劇場”が来月来日しますね。”アッティラ”も演じますが、残念ながら、私が気づいた時はもう売り切れでした。
ただ、このオペラの題材も、実際のアッティラとは異なり、ロマンティックな空想を入れたものらしいですね。
[PR]
by the_big_blue | 2005-04-15 15:06 | Entertainment