映画: レ・ミゼラブル(ジャン・ギャバン)

b0021101_16323584.jpgこんどの日曜日のレ・ミゼラブル公演に向けて予習です。レミゼといえば、小学生以来です。出回ってる映画は3バージョンありますが(ジャンバルジャンがリーアム・ニーソン、ジェラルド・デパルデュー、ジャン・ギャバン)、せっかくですので、ジャン・ギャバンで行きましょう。”レ・ミゼラブル”
1957年の作品、186分。2本組み。

昨日は、ローレンス・オリビエの”ハムレット”を見ようとしましたが(2時間)、始めの30分で退屈してもうた。シェークスピアは私にはまだ早いのか?それに比べたら、こちらは3時間でも眠らず見ちゃいました。はやり、ストーリーがこちらのほうが絶対面白い。

とにかく、ジャン・ギャバンが素晴らしかった。陰のある、いぶし銀のような存在。多くを語らず、控えめで、凛とした強さを持ったジャン・バルジャンは適役です。派手な演技じゃないんだけど、抑えた演技がじわじわと心を打ちます。

それにしても、いらいらしどおしの映画でもありました。彼をしつこく追い回す警官ジャベールにむかむかするし、テナルディエは金にえげつなくて、うそばっかりつく最低男だし、ジャンバルジャンはお人よしすぎだし、コゼットは子供時代苦労しただろうけど、着飾ってるだけだし、コゼットの旦那になる男は恩知らずだし、みんな勝手なヤツばかりじゃないか~~。いいやつは、ジャンバルジャンと、不幸なエボニーヌだけじゃないですか!

あー、でも最後は悲しくてたまらなかった。涙がぽろぽろ。なんで、こんないい人なのに、パンを盗んだだけなのに、こんなに一生懸命なのに、ひとりぼっちですごさなきゃいけないの!
彼の数奇な人生に共感しつつ、神様は不公平だと思ったり。重いストーリーなので、何度も見たら暗くなりそう。ミュージカルの舞台ではどのようになっているのか、楽しみです。

せっかくなんて、以前の公演のCDを聞き始めました。"レ・ミゼラブル(赤)で、1994年2月中日劇場(名古屋)からの音源。主な出演者は、鹿賀丈史、村井国夫、島田歌穂、絵馬優子、宮本祐子、石井一孝、笹野高史、杉村理加、留守晃ほか。
見ていない状況での感想を言いますと、なんてことないなぁ。鹿賀さんの声はあんまり良くない。オペラ座の怪人の音楽に比べると、メロディの美しさはない。これが、公演を見終わったあとは、良く聞こえてくるのでしょうか?

しかし、日本語で聞いてもなに歌ってるのかよくわからないですよ。また、言葉は聞き取れても、頭に入ってこないし。これを英語で聞いたらどうなっちゃうんだろう?JOJのバルジャン(まだ確定していないのかなぁ)が、ばっちり分かるようになるなんて無理なのかしら。

こんな時間だ。寝なきゃ。
[PR]
by the_big_blue | 2005-04-16 03:21 | Entertainment