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映画: リトルダンサー

前から見たかった映画"リトルダンサー”です。映画館で予告編を見て、チェックしておりました。先日見たマシュー・ボーンの”白鳥の湖”の最初のキャストだったアダム・クーパーが最後に出てくるらしいので楽しみです。では、今から見てまいります(^.^)/~~~

<鑑賞中>

見終わりました。すごく良かった~~~。絶対、オススメ映画です。英語タイトルは主人公の名前で "Billi Elliott"。

イギリスの貧しい炭鉱町に住む少年が、バレエに興味を持ち、女のするものだとバカにされながらも、家族から大反対されながらもオーディションを受けて・・という話。
この、ビリーという主人公が素晴らしい。彼の目が澄んでてひたむきなんです。バレエが好きで、でも家族から反対されて、そのやり場のないフラストレーションを踊りで表現している部分なんて、見ているほうの体が動いてきてしまいます。
炭鉱町の頑固な父親と、兄が出てきます。彼らが、どんどん変わっていくのも見ものです。最初はなんて理解がないんだ!とむかつくのですが、最後は家族の愛情ってやっぱりスゴイと思わせてくれます。クラッシュの"ロンドン・コーリング”がかかってて懐かしかった。
大人になると、夢はドラマや映画みたいにかなわないこともあるということが分かってきたりしてしまいますが、そう思ってかんたんに諦めちゃいけないんだなと反省。

それに個人的なスゴイ偶然が2つありました。
最後にバレエ劇場がでてくるのですが、どこかで見たなとおもったら、ロンドンのオペラ座の怪人を上演している Her Majesty's Theatreの目の前にあったあの劇場なんですよ。Theatre Royal Haymarketというのですけどね。

映画: リトルダンサー_b0021101_1638269.jpgまた、最後に、ビリーが成長した役をアダム・クーパーが一瞬だけ演じています。どんなバレエを踊るのか全くしらなかったのですが、その姿は、なんとこの前見たマシュー・ボーンの”白鳥の湖”のスワンではないですか。この前、私が見たのは、ホセ・ティラードのでしたが、みたいなぁと思っていたアダム・クーパーのザ・スワンが一瞬でも見られてすごくうれしい。なんという偶然の連続。

5点満点の★★★★★つけちゃいます。

それにしても、彼らの話す言葉も英語なんですよねぇ、ネイティブの。なまっているのでしょうけど、自分の習ってきた英語とは絶対に違う発音だ(学校でならったのはアメリカ英語)。イギリスの英語もBBCのニュース英語からジェラルド・バトラーのもの(なんで例にだす?笑)までいろいろあるのでしょうけれど、BBCはともかく、映画で聞く英語はことごとく聞き取れない。
アメリカ映画見てるほうがまだ聞き取れるぞぉ?
まだ、ブリジットとかみて聞こえる英語は、ブリティッシュ英語なのねぐらいは分かるけど、ほかに私が見るイギリス映画はどれもヨーロッパ人が英語話しているようにしか聞こえない。見る映画が中世モノか、炭鉱とかブルーカラーの主人公が多いせいなのか。だれか、脇で解説して欲しい。

あああ、とてもじゃないけど、映画を字幕なしで聞き取るのは夢に終わりそうです。いかん、夢は諦めちゃいけないと、リトルダンサーで学んだばかりじゃないか!
by the_big_blue | 2005-04-16 22:41 | Entertainment