北東北へのいきあたりばっ旅 (3日目- 5月1日)金華山

さて、今日はドコへ行くかといいますと、島で~~す。島の旅って、ただそれだけでわくわくしませんか?関東の近場だったら、八丈島が好きです。ダイビングでしか行ったことがないけど、ここの八丈富士に一度登ってみたい!

目指すは、宮城県にある”金華山”(きんかさん)です。昨日も、硯上山から頂上が見えました。ここは暖流と寒流のぶつかるいい漁場だということで以前から名前だけは知っていましたが、まさか来ることが出来るとは思ってもみませんでした。キャンプをすばやく撤収し、車で北上川が太平洋へ流れでる河口方面を目指し南下します。石巻市鮎川港から船が出ています。ちょうど8時発の船に間に合いました。

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乗るのは、かわいらしい絵のついたホエール号。往復で1800円。船に乗ると、かもめが追っかけてきます。観光客が投げるえさ”かっぱえびせん”欲しさによってくるようです。かなり食い意地が張っていて、目の前までやってきます。乗船時間は20分ほど。リアス式海岸って、文字の上では知っていたけど、実際目にするのとはスケールが全然違います。

b0021101_2292827.jpg下船するとすぐ大きな鳥居が見えます。まずみんな、ここ黄金山神社を参拝します。3年続けてお参りするとお金に困らなくなるとか。。。ここへ来てびっくりしたのは、鹿のフンの非常に多いこと。うっかり転んだら大変です。野生の鹿が600頭いるそうですが、彼らが草や新芽をを食べつくしてしまい島の生態に深刻な問題を与えているようです。

b0021101_22223573.jpg金華山はどんなところかといいますと、周囲約26km、面積は約10平方kmの島です。明治以前は出羽三山・恐山とならぶ奥州三霊場として、女人禁制の島だったそうですが、現在は観光地となっています。GWでしたが、めちゃ混みかとも思いましたが、船のキャパがあるので、それほど混んでいるという印象はありませんでした。神社の参拝後、頂上(445m)を目指します。海の神様をお祭りする神社があります。

この神社にロンドンから来たという青年がいました。金華山に来るなんて、かなりマニアックな選択ですなぁ。3ヶ月かけて日本を回るそうす。(うらやますぃ~)北海道と東北を回っているところで、この後、東京、関西、九州を回るとか。あたしも、イギリスを1ヶ月で良いから旅してみたい。ロンドンの事とかいろいろ聞く時間があればよかったのですが、残念。

b0021101_22345341.jpg頂上を目指した後は、大体の人は戻るようですが、我々一行にそんなヤワな事は許されません。頂上から島の反対側にある千畳敷と灯台を目指します。この島はカコウ岩で出来ている島の為、あちこち石がごろごろしています。そのため、森の中に生えているブナの木はまっすぐ根を下ろせないせいか、根っこがすごい形になっています。


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千畳敷はスゴイとしかいいようがない。大きさに圧倒されました。これは苦労しても見に来るかいはありますね。ロンドンの青年も見に来ていました。かなりお疲れのようでしたが。

b0021101_2245960.jpg千畳敷から山の中を3.5kmほど歩くと灯台に出ます。島の港の反対側。ココまで来るのは本当に大変。道路もないので、歩いて港に戻るしかありません。このルートを歩いているのはこの日は多分私たちだけだったと思います。

島の裏側は大変なことになっています。港までの道すがら、松の木が沢山生えているのですが、ほとんどが虫にやられて立ち枯れています。または、伐採されて、並べられているものもあれば、途中で倒れたままになっています。何千本、いや何万本だったかも知れない。このまま行くと、この島の松は全部こうなってしまうのでしょうね。新しい木は鹿が食べてしまうので育たない。今、一生懸命なんとかしようとしているところだと思いますが、灯台から港へ行く道はかなり状況の深刻さを感じました。海側の風景は素晴らしいです。断崖絶壁から見える海はあくまでも青く広い。とにかく歩く歩く歩く。港に着いたときはうれしかった~~。結局、全部で15キロほど歩いたことになります。2時40分の船に乗って帰ります。

足がパンパンでよれよれですが、師匠とその友人はもう一つ低山に行きたかったらしい。さすがに無理と思ったらしく、鮎川港近くの御番所公園へ。桜がとてもきれいでした。ここで思いがけず面白い物を発見。建物の向こうにうっすらとみえるのが金華山。この建物は唐船番所といって、3代将軍家光に始まる鎖国令に伴い、仙台藩が、外国船の監視をするのに作った小屋だそう。
なんだかこういうの聞くとわくわくします。
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by the_big_blue | 2005-05-03 23:03 | travel, diving, ovtd