映画: 日の名残り

b0021101_1121270.jpg昔見たジェームス・アイヴォリーの映画が見たくなって、”日の名残り”を借りてきました。”眺めのいい部屋”、"ハワーズエンド”、"モーリス”とどれも懐かしい。イギリス映画が好きになった発端は、ジェームス・アイヴォリーだと思う。

"日の名残り”を見たのは、多分10年ぐらい前。この時の印象は暗くて、退屈。でも、今見ると、印象が違う。主人公の気持ちが理解できる。自分が、主人公の歳に近くなったからかもしれません((ーー;)。内容的には、あまり好きな映画ではありませんが、今回は前回よりは楽しめました。

映画って変だと思いません?10年前見たときの俳優さんは、10年後見たときも同じ歳なんです。年上だった人が、次見たときは年下になってたりする。なんか不思議な感覚です。同じ映画を見ても、みた時、見た時期、見た環境で全く違う映画のような印象を受けます。

スティーブンス(アンソニー・ホプキンス)は忠実で、仕事で頭一杯の執事(Butlerさんですよ!)。相手役のエマ・トンプソンとは、ハワーズエンドに次いでの共演。2人は喧嘩をすることで、お互いの心に(ほんの)少しずつ入っていく。エマ演じるミス・ケントンの好意にスティーブンは気付かない。気付いていたかも知れないが、その気持ちを気付かないようにしている。彼が読んでいる本のタイトルをミス・ケントンが見ようとするシーンは印象的です。2人が再会したときの気持ち、喜びと、後悔と、どうしようもない現実と。。

彼は、エキセントリックな役が多いですが、この映画で誰かに仕える役なんて最近見ないです。彼の抑えた演技もいいなぁと思いました。今は亡きクリストファー・リーブがでていたんですね。そして、がりがりにやせた若いヒュー・グラントもいます。大人にオススメの映画です。
5点満点の★★★1/2です。
[PR]
by the_big_blue | 2005-06-18 02:00 | Entertainment