映画: ショーン・コネリー祭り 小説家を見つけたら

b0021101_16434619.jpg今日は、父親に見舞いに来なくてよいと言われたので、時間が空きました。ということで、親不孝ものの私は、一人でショーン・コネリー祭りを開催します。

一本目は、”小説家を見つけたら”です。

主演:ショーンコネリー
監督:ガス・バン・サント(グッド・ウィル・ハンティング)

ピアノレッスンのアナ・パキンちゃんが高校生役で出ています。昔は可愛かったのに、普通になってました。子役ってどんどん変わっていくから大変ですよね。今、世間を騒がせている”こうもり男”くんも子役出身だからこれからどうなるか愉しみです。あと、グッド・ウィル・ハンティングつながりかどうか、マット・ディモンがちらりと出てきます。ちょっとびっくり。グッド・ウィル・・・は私は全然感動できなかった記憶があります。初めてミニー・ドライバーを見たのもこの映画だった。ショーン・コネリーは、小説家を見つけたらの映画のプロデューサーでもあります。

ショーン・コネリーは、1度ピューリッツアー受賞作品をだしてから他には全く出版していない作家の役。年のころ70歳ぐらいで、一人で家に閉じこもったまま、世間から閉ざされた生活をしています。黒人の高校生の男の子が文才があることがとあることから分かってから、世間に心を閉ざしていた小説家との交流が始まるという話。

グッド・ウィル・・・の監督だし、この映画私だめだったし、もう予定調和というかいかにも心温まる話が見えてるじゃんかと思いながら見ていました。

でもね~~~、やっぱりさぁ、個人的思いいれなんだろうけど、ショーン・コネリーって素敵。男らしくて、重みがあって、深みがあって、顔の皺までいいんだよ。ベレー帽かぶって、ツイードのスーツ着て、ちゃりんこに乗っている姿なんて見ているだけで顔がほころんで来てしまいます(アンタッチャブルを思い出した)。あの年にして、姿勢の美しいこと。そして、低い癖のある声もいい。今回は地味な役ですが、彼は歳をとるごとにまさにいぶし銀のような魅力が出てきました。英語はそれほどなまっているようには聞こえません。スコティッシュアクセントでやぁやぁ言われていた頃のをみるなら、若い頃の作品を見なくちゃね。設定も、スコットランド人で20歳のときアメリカに移住してきた設定。映画ではお酒がばがば飲んでます。酔っ払わないみたいだけど。

最初は入り込めなかったけど、だんだんじわじわと来ました。主役の黒人の子は、ブルックリンにすむ貧しい母子家庭の子なのですが、優秀なので私立の金持ち学校に特待生で転校します。しかし、こんな環境の子に文才なんかあるわけが無い、彼の書いた作品は上手すぎる、盗作だと作家になりそびれた教授にあらぬ疑いをかけられます。

映画的には傑作というレベルではありません。ありがちな感動系ドラマではありますが、無難に平均点は抑えています。ショーンコネリーのファンだったら、彼の表情を見るだけで、うれしいでしょう。でも見てそんはありませんよ。多分、自分がもっともっと歳を取ってこの映画を見たら、今よりも深く心に響いてきそうです。

5点満点の★★★2/3
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by the_big_blue | 2005-07-02 16:42 | Entertainment