映画: いつもと違うユアン? 猟人日記

b0021101_14491565.jpgユアンを有名にした”Trainspotting”はぶっ飛んだ役でしたが、最近の作品は皆さん品行方正な役が多くて面白みが無いユアンくん。なんか面白くないんだよねぇ。そしたらいつもと違うユアン君が見られるというのでこの映画に興味を持ったのが始まり。

よくよく調べれば、"猟人日記は、舞台がグラスゴー(スコットランド)!”Dear フランキー”のエミリー・モーティマーや、”ナルニア国ものがたり”の氷の女王 ティルダ・スウィントンも出ている。

*あらすじ*
住み込みで、貨物船の人夫として働く主人公(ユアン)。作家になるといってただのヒモだったこともあるし、貨物船の人妻と浮気をし、貨物船を出れば下宿先の人妻と浮気をしている。その主人公があるとき、海で女性の水死体を発見する。その水死体は誰のものだったのか。なぜ、女性は死んだのか・・・・。

とっても暗い映画です。何を言いたいのかは分からないし、理解しがたい。だが、不思議と拒絶反応を感じなかった。若いのに、流されているように生きている主人公。何を考えているのか分からない。欲望のままに勝手に生きている男。でも、悪い人間ではなく、女達はそんな主人公に惹かれる。

いつもと違ういやらしいユアンとか、生活苦でやつれているけど、女がぎらぎらしている氷の女王様とか、ヌードシーンが垂涎もの(笑)のセクシーなエミリー・モーティマーとか、貧しくて汚くて抜け出したくなるようなグラスゴーの街とか(こんな寂しいところでGerryは育ったんだよねぇ)、それぞれに興味があったから、映画には飽きなかった。女優2人が熱演。特に、ティルダは怖いぐらいだった。ちょっとあれは引くけど。おまけに、子役が Dear フランキーのフランキーだったからまたびっくり。世間は狭かった。悲しくて、やるせない話のはずなのに、なぜか悲しさがなく、ただ殺伐とした気持ちだけを後に残す映画でした。

Young Adamという映画がどうして邦訳が”猟人日記”になっちゃうのかなぁ。でも、嫌いな映画じゃないです。5点満点で★★★。
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by the_big_blue | 2006-11-04 13:24 | Entertainment