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映画: やっと見たよ~~ Gerard Bulter "300"

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ジェリーの"300"。見てきました。有楽町のサロンパス劇場にて。時間ギリギリ駆け込みでしたが、かなり空いてました。公開から大分たっていますからね。レディースデイの割に男性の姿がいつもより多い気がしたけど。

やっぱり同じ原作者なので(フランク・ミューラー)"シン・シティ"と雰囲気似てますね。一部だけ(赤を目立たせる)色をつけるところとか、あと、コマ割りが劇画タッチな所とか。その雰囲気にはすんなり入れました。殺戮シーンも残酷と聞いていましたが、別に気にならず。グラディエーターとかトロイみたいな真面目な歴史ものを想像してたんですが、真面目な劇画世界でした。敵が日本の忍者風だったり異形のモノ系が多かったのが笑えた。指輪物語というかサーカスの見世物小屋が入ってます。ペルシャは西洋の方々にはアジアなんですかね。東アジアンの私にはペルシャもかなり別世界なんですが。

脇役が良い。男らしい隊長さんに、片目になっちゃった渋い戦士さんとか。王妃に言いよる嫌らしい官僚もいい味。王妃は華はないが、レオニダスより引き立ち過ぎずスパルタン王妃としては、甘すぎないから良し(笑)。隊長の息子はタイプかも~。かなり爽やか系。若いから鍛えた体も美しい。そして、噂のペルシャの大王様。あんなデカイなんて思わなかった(笑)。しかし、サントロ君があんなあんなナルシストの王様に化けるなんて。凄いインパクトありましたし、ハマり役でした。美形がもったいない。いやいや、大王様も充分美しかったですが。

そして、ジェリー!スクリーンで会うのは、Dearフランキー以来。姿を見て泣くかと思ったけど、涙は出なかった。感傷に耽るというより新しいジェリーの姿や表情をを一生懸命目で追ってた。ファンでなければ怪人とは分からないでしょう。最近は東アジアに目が向いていたので、久々にみた成熟した白人の男性軍団は私にはかなり刺激強し(爆)。鍛え抜いた筋肉も、若い大王や隊長の息子とは違い、適度な肉とたるみと筋肉が混ざりあい、逆にリアル。今まで戦ってきた歴史を刻んでる。戦いには非情ながらも人間味を感じさせるスパルタンは魅力的。とくにその頂点に立つレオニダス。ジェリーはがんばってたよ。顔の皺も、厳しい表情も、仮面の奥で睨む瞳も。ジェリーならではのレオニダスだったと思う。

スパルタンのフェロモンは凄い威力ですな。鍛えたジェリーに”よくやったと!"抱きつきたい気持になりました(爆)。SE7ENには抱きつきたいとか考えたこともなかったな~。しかし、映画は客観的に見てどうなのかしら。どうしてもジェリーを中心に見てしまうので冷静に判断が出来ない。絶対的不可能に立ち向かい、歴史にその名を残した300人の勇敢なスパルタンの話だったんだが、意外とそのストーリーは頭に残っていなかったりして。

ジェリーに免じて高得点付けたいんだが、感動度が弱かったので五点満点で★★★1/2。

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by the_big_blue | 2007-07-20 13:18 | Entertainment