映画: グエムル-漢江の怪物-

b0021101_924351.jpg怪物が出てくる映画らしいんだけど、良い映画だという、なんだかどうしたら良い怪物映画になるんだろうと思ってたのがこの映画。グェムルとは韓国語で”怪物”のこと。漢字を読むとそういう発音になるそうです。正確には”クムエル”が近いか?

◎あらすじ (from Amazon) ◎
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を、河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物<グエムル>が現れた!河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で、次々と人が襲われていく。気付いた時には遅かった!カンドゥの愛娘、中学生のヒョンソがグエムルにさらわれたのだ!さらに、カンドゥの父ヒボン、弟ナミル、妹ナムジュのパク一家4人は、グエムルが保有するウィルスに感染していると疑われ政
府に隔離されてしまう。しかし、カンドゥは携帯電話にヒョンソからの着信を受け、家族と共に病院を脱出、漢江へと向かう。果たして彼らはヒョンソを救えるのか?そしてグエムルを倒すことはできるのか!?

2時間の映画。最初は、変なエイリアン映画の韓国版かと思った。でも、そうおもったのもつかの間でぐいぐい引き困れちゃったヨ、グエムルワールドに(笑)。2時間はあっという間で、一気に見せてしまった映画です。私は好きだわ、これ。エイリアン映画でもあり、ドラマ(家族愛)でもあり、SF映画でもあり、環境映画でもあり、社会風刺の映画でもあり、とにかくいろんなものが混ざってて、その混ざり方が絶妙。あまりに違うものを混ぜ合わせているにもかかわらず、その混ざりがウマイ。重すぎず、かといってふざけすぎてもなくて、ほろりと人情味も感じさせて、楽しく、面白く、見た後味がいい。げてもの映画としては見ないで欲しい。もったいないから。

出演者は、いまどきの韓国映画のハンサムで、スタイルのいい人も美女も出てきません。くたびれたおじさん、お父さん、叔父さん、さえない叔母さんと子供。しかし、彼らがいいんですよぉ。目ぢからあります、役者さんたち。人間の外見なんて、皮一枚なんだなと思わせるぐらい、ルックスなんか関係ないの。それを超えた、人間の愛の力というか、絆みたいなのが心にぐっとくる。すごい期待してなかっただけに面白くって、大満足。

この映画の監督さん”殺人の追憶”の人だったのね。出てる役者さんも、殺人・・に出ていた人がでてる。ソン・ガンホがダサダサお父さんなんだけど、娘を助けるために命を振り絞って戦う姿はちょっと感動しちゃう。子役の二人は、上手かった。最近、西洋人の顔よりアジア人の顔のほうが美しくみえるようになってしまったよ。

残念だったのは怪物のCG。ださださでチャチぃ。いるかのお化けいたいな変なでざいん。特殊効果は指輪物語(LOR)のメンバーが参加してたらしいけど、いかにも作りました風に見えるのがちょっと笑えた&残念だった。でも、トータル満足度は高い。5点満点で★★★★。
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by the_big_blue | 2007-09-12 09:04 | K-POP, drama, movie