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映画: ビーナス ピーターとオークニー諸島(ロケ)

先日、TSUTAYAで中古ビデオ2本買ったうちの1つ"ビーナス ピーター”を見たのでレポートします。

内容は上のGAGAのリンクを見てください。ここでほとんど語られております。この映画、すごく感想を書くのが難しいんです。なに書いていいか分からない~~けど、思いつくままに書いてみます。

特に、なにか大きな事件がおきるわけではなく、ピーターの日常生活を描いています。小さい事件はいろいろありますし、登場人物が変な人が多くて、ピーターとのからみも面白い。全く先が読めない映画です。だからこそ、時間半の間、飽きずに見てしまいました。北の土地の荒涼とした雰囲気、丘、海、この風景と空気もとても気に入りました。映像が非常に美しく、こんなところが地球にあるのかと思いましたもん。

ピーターは(子役のコはオークニーの1000人の子供のなかから選ばれた)は、面白い顔をした子で、詩が好きで、空想癖のある子です。いつも、短いズボンに革靴をいつも履いてちょこまかちょこまか。なんか、それがとても可愛い。あと、言葉も魅力の一つ。語尾がちょっと上がり気味の、そして、語尾の音が消えるような独特のアクセントが、なんとも素朴でいとおしい。この音を聞いているだけで、気持ちがゆったりしてきます。見ると、なんか”ほぐれてくる”気がしました。

原作はTwelve-month and a Dayです。Amazo UKで感想がかかれていないので、内容がよく分かりませんが、映画とはちょっと違うみたい。

同じ作者で、こういうのもありました。Venus Peter Saves the Whale

評価は5点満点で★★★。スコットランドの旅が映画で楽しめたから出来たから気持ち上乗せしたいけど。うまく表現できないんだけど、私は好き。


●オークニー諸島●

このロケーションの行われたスコットランドの北のはて、オークニー諸島にすごく惹かれました。一体どこにあるかも知らなかったので、地球の歩き方でしらべましたら、ますます面白いところだと判明。本当に北の果てにある島々(Outer Islandsと呼ばれる島の中の1つ。オークニー諸島、シェットランド諸島、アウター へぶりディース諸島の3つからなる)で、3つの中では、本土に一番近いです。ロケーションが行われたのは、この島のなかの港町だそうです。

オークニー諸島は大小70もの島からなる地域で、ケルト文化とは全く異なった文化を持っているそうです。古代遺跡と大自然の神秘の島と本にはかいてありました。まさにぴったりのキャッチフレーズ。自分たちは、Scottishではなく、バイキングの末裔 Orcadianだという人たちだそうです。なんか、ほんとに Wildなところです。私の大好きな鳥 パフィンも住んでいるらしい(^。^)

話はどんどん映画とそれるけど、この島、非常に面白い史跡があるのです。世界遺産にも指定されている謎のストーンサークル Ring of Brodgar (紀元前2500から2000年の間に建てられ、サークルの直径104M,60本のうち27本が今もたっている)や 海岸にある大きな石柱 Standing Stones of Stennes (現在12本の石柱が残る。中央に石があり、なんらかの儀式に使われたとおもわれる)にとてもそそられます。ここは、はんぱじゃなく寒そうで、何も無い。住むには過酷なところだと思いますが、一度訪ねてみたいです。ネットでいくつかサイト検索しました。良かったら行って見て。バーチャルトラベルが楽しめますよ。

>Official Tourism Webiste

http://www.visitorkney.com/

>The Heritage of the Orkney Islands

http://www.orkneyjar.com/history/brodgar/
by the_big_blue | 2005-07-07 23:45 | Entertainment