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映画: チャーリーとチョコレート工場

洋書 ”Charlie and the Chocolate Factory (チョコレート工場の秘密)を読むで一度ブログに書きましたが、映画をやっと見てまいりました。公開終了前の最後のレディースデーだったせいか有楽町マリオンは満席!立ち見までいましたよ。先週の土曜日に座席指定券を取ったときすでに、後ろの席しか空いてなかったもんね。人気のほどがうかがえます。

予想通り、期待を裏切らず楽しい映画だった。この映画好きだ~~~~。
原作にも含まれている、シニカルなエッセンスが、ティムバートンの監督の手によってさらに拍車がかかって独特の夢の世界を作り出しています。この映画は、好き嫌いが二つに分かれるでしょうね。でも、”シンシティ”よりかはずっと分かりやすいと思う。Jupiterさんが、おっしゃってた”せんだみつお”(ウンパルンパ)もつぼに入る楽しさだったし、ウォンカが最初に現れるシーンで、人形が解けるグロイシーンもかなりいい。ただの、ハッピーエンド健全子供映画じゃないんだよねぇ。噂によれば、もとディズニー映画のスタッフがこの映画製作に参加しており、ディズニー批判を映画のなかでしているそうですが、私には見つからなかった。どなたかご存知?

ジョニーディップの青白くて、化粧の厚い、TMRの西川君みたいな気持ち悪さも、次に何が起こるんだろうかとわくわくさせてくれます。あの、子供嫌いの、そしてトラウマをもつウォンカをいい感じで演じてます。とてもハンサムな俳優さんとは思えない。ちなみに、ウォンカのお父さん訳はは、長身のドラキュラ”クリストファー・リー”。最近大活躍ですねぇ。

眺めのいい部屋では、現代的なお嬢様を演じていた、ヘレンボナムカーター。ティムバートンと子供をもうけたそうですが、久々にみましたねぇ。なかなか辛気臭いお母さんが似合ってました。

せんだみつおの歌の歌詞も、踊りもファンキーで、とにかく大好き。昨日は、関東地方は映画の途中で地震があり(震度4)、3分ぐらいぐらぐらゆれていました。映画上映は止まらないし、劇場からのアナウンスは何もないし、どうなっちゃうんだろうとひやひやしながら見てましたが、なにも問題なくてよかった。

最後のところは原作と違ってましたが、これはこれで面白かった。泣くようなシーンはあまりないのに、なぜか私が何度も涙ぐんでしまいました。なんでだろう?主役の男の子の(ピーターパンに出てるんですってね)、まっすぐで、澄んだ瞳を見たり、やさしいいおじいちゃんや家族の姿、ウォンカとお父さんとのシーン、なぜかうるうるしてました。

あ~~~、やっべ~~~、チョコレートを一枚まるかじりしたいよ!一枚、何カロリーあるんだろうなぁ。
by the_big_blue | 2005-10-20 13:51 | Entertainment